【登山 インナー おすすめ レビュー】ミレー ドライナミック ショートスリーブ(あみあみ) と メッシュNSクルー

アンダー

こんにちは。けんしょうです。今回は登山用アンダーとして、

登山用のアンダーシャツ ミレー ドライナミックショートスリーブとメッシュNSクルー を紹介します。

結論:あり(寒い時期におすすめ)

ここからは実際の写真とともに使用した感想をお伝えします。購入検討している方の参考になれば幸いです。

以下3種類です。色違いが2種ですが。

  • 2023冬 ショートスリーブ 色:LIGHT GREY/N2601 メンズ サイズS-M
  • 2022冬 ショートスリーブ 色:BLACK/N0247 メンズ サイズS-M
  • 2023春 メッシュNSクルー 色:OLIVE/N8781 メンズ サイズS-M

1:2023冬 ショートスリーブ 色:LIGHT GREY メンズ サイズS-M

公式ページでは、以下のように概要紹介されています。

一年を通して発汗による”冷え”と不快感を軽減する、究極のドライ感を実現した次世代のアンダーウェア(肌着)。疎水性に優れ、熱伝導率の低いポリプロピレンをベースに、かさ高メッシュで編み上げることで肌面の汗を素早く吸収し、上位のベースレイヤーに拡散します。さらに汗を吸ったベースレイヤーはメッシュの厚みによって肌から遠ざけられ、肌面の冷えを防ぎ、ドライ感を保ちます。一年を通してオールラウンドなシーンで使いやすい半袖タイプ。

引用元:MILLET WEB STORE 公式ページ

私は、主に小屋締め時期の寒くなってきた時期から冬場の登山時に着用しています。公式ページには一年中通してとありますが、夏場は暑くて私は着ていません。夏場の森林限界以上まで一気にいけるなら着てもいいかもですが、麓から登る場合には暑くて私はこちらは着用せず、他のアンダーを着用しています。

そのため、冬場など寒い時期に着用した前提でお伝えします。

着た感触は、ミッチリと肌にフィットします。そして冬場はこちらのアンダーを着ると暖かさもすぐ感じ取れます。おそらく、通称「あみあみ」と呼ばれる表面構造により、断熱性能がある熱伝導率が低い空気層(空気の熱伝導率は約0.024W/mK)が肌~あみあみ~その上のアンダー間に形成されるためと推定します(専門用語ですみません)。

私は冬場は通常、このあみあみを着て、その上のアンダーはいつもモンベルのメリノウール(厚手か中厚手)を着ています。結構最強に暖かいアンダーが形成されます。モンベルのアンダーは別途記事します。

正面写真です。半袖タイプです。色はライトグレーで落ち着いた色あいです。胸元にミレーのロゴがあります。ウエスト部分がキュッと絞った感じがありますね。なので、着るとミッチリ肌にフィットします。

正面写真

正面拡大写真です。ハチの巣の形のような通称「あみあみ」形状であることが分かります。肩のザックを背負う部分もあみあみ形状となっています。そのため、長時間ザックを背負っていると、肩にあみあみの後が付く場合があります。ザックが当たるところは普通の生地にしてほしいのが筆者の希望です

拡大写真

背中側の写真です。見た目シンプルで、ほぼ「あみあみ」のみです。

背面写真

表面拡大写真です。ハチの巣のような六角形がミッチリ隙間なく並んだ形状をしております。またそれなりに厚みがあります。そのため、冬場に汗をかいて、あみあみの上に着ているアンダーが濡れたとしても(脇の下とか)、汗冷えを感じにくいです。

表面拡大写真

裾はあみあみではなく、通常の形状です。

裾部写真

生地組成はプリプロピレン、ナイロン、ポリウレタンです。ポリウレタンも入っているためか伸縮性はありますが、それ以上にミッチリ感があるので、脱ぐのは少し一苦労します。ただ、脱ぐのに失敗して破けることはまだなく、それなりに強度が高い生地に思えます。また私は173cm、63kgで、サイズはS-Mとしています。

裾部組成表記写真

2:2022冬 ショートスリーブ 色:BLACK メンズ サイズS-M

ライトグレーを購入する前に着ていたブラックです。グレーに比べるとブラックは少し目立つ感じですね。このあたりの色は好みかなと思います。あみあみの内径側は若干白みがかった色があるので、完全に真っ黒という色あいではありません。着用感は、2年前の物も1年前のものも変わりなしです。

正面写真(ブラック)
拡大写真
背面写真
表面拡大

3:2023春 メッシュNSクルー 色:OLIVE メンズ サイズS-M

半袖タイプは夏場は暑くて着れなかったので、ノースリーブタイプなら着れるかなと思い試しに買ってみました。色はオリーブです。結果、私にはノースリーブタイプでも夏場は暑い。やはり厚みが結構あり、肌にミッチリするので暑い時期での着用は難しいと思いました。また、逆に寒い時期になり立ての時期ならありかなと思いましたが、ノースリーブのため、脇の下にあみあみがいないので、脇の下に汗をかいたまま稜線に入って風を受けたときには脇の下に汗冷えを感じてしまうデメリットがあります。なので、あみあみのタンクトップタイプは、今ではなかなか出番が少なくなりました。。。着る時期、山をしっかり選べば快適なところもあるのかなと思いますが、なかなか適材適所が見つらずの状態です。

正面写真です。ノースリーブタイプは、肩のところがあみあみ形状になっていません。そのため、長時間ザックを背負ったとしても肩にあみあみのあとが付くようなことはほぼないです。ここはいいポイントかなと思います。

正面写真(オリーブ)
拡大写真

背面写真です。ザ「あみあみ」形状ですねー。

背面写真

お値段は今だと定価で半袖タイプで6千円強、タンクトップで5千円強するので、それなりのお値段です。ただアンダーで暖かさかつ汗冷え抑制を手に入れるとしたら半袖タイプはコスパ良い方だと考えます。

以上、実際の写真などを用いて、ミレー ドライナミックショートスリーブとメッシュNSクルー についてお伝えしました。いかがだったでしょうか。

まとめ:あり(寒い時期におすすめ)

得た知見:最も肌に近いアンダーは、登る時期、標高、標高差を考慮して選定すべし。適材適所のアンダーは登山を快適にする。

皆さんも自分にあった快適なアンダーで登山を楽しめることを願っております。

では、また!

2022年11月 燕山荘から燕岳を望む(本アンダー着用、筆者撮影)
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