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御殿場ルートから挑む富士山登山 – 静寂と大砂走りの魅力

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日本最高峰の富士山(標高3,776メートル)は、四方から登頂可能な複数のルートが存在します。その中でも、御殿場ルートは他の主要ルートに比べて登山者が少なく、静かな環境での登山が可能です。​今回は、夏の時期に御殿場ルートを利用し、六合目の半蔵坊で一泊、二日目に山頂を目指し、下山時には名物の大砂走りを体験する2日間の登山プランをご紹介します。​

(2022年8月初旬、山頂手間にて剣ヶ峰を望む。筆者撮影)
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1日目:新御殿場口五合目から半蔵坊へ

登山のスタート地点となる新御殿場口五合目は、標高約1,440メートルに位置し、他のルートに比べて出発点の標高が低いのが特徴です。​そのため、標高差約2,300メートルを登ることになり、体力的には挑戦的なコースとなります。​しかし、その分、登山者が少なく、静寂な自然を満喫できるのが魅力です。

登山口から六合目の半蔵坊までは、約3時間の行程です。​登山道は緩やかな傾斜が続き、足元には火山砂利が広がります。​夏の時期でも、標高が上がるにつれて気温が下がり、涼しさを感じながらの登山となります。​途中、振り返ると広がる景色や、遠くに見える山々が登山者の心を癒してくれます。

半蔵坊は、標高約2,590メートルに位置する山小屋で、2021年にオープンした新しい施設です。​アットホームな雰囲気で、宿泊者を温かく迎えてくれます。​ある登山者は、「半蔵坊での宿泊は、まるで家に帰ったような安心感があった。スタッフの方々の心遣いに感謝しています」と語っています。​夕食後には、翌日の山頂アタックに備えて早めの就寝となります。​

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御殿場ルート入口。山頂まで10.5km、、、なかなかのロングコースです。
初日はガスですが、ガスの切れ間から。雄大というか広大。特徴ある登山道。
たまに、このようなメッセージが。
本日の宿に到着(半蔵坊さん)
雲海をサカナに、静岡麦酒で乾杯
広大な世界(おそらく木が一切ないので、そう感じるのかも)
夕暮れどきの影富士が雲海に転写される(半蔵坊テラスにて。2022年8月、筆者撮影)
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2日目:半蔵坊でご来光を拝み、山頂アタック、そして大砂走りで爽快下山

2日目の朝は、まだ暗いうちから半蔵坊の前でご来光を待ちます。
この静かな山小屋前でのご来光は、御殿場ルートならではの特別な時間。混雑する山頂とは違い、周囲には数名の宿泊者がいるだけで、静寂の中、空が少しずつ赤く染まり、夜が明けていくのをじっくりと味わえます。

ある登山者は「半蔵坊前から見たご来光は、静けさと壮大さが相まって本当に贅沢な時間だった。山頂でのご来光も魅力だけど、この静寂のご来光は忘れられない」と語っています。

ゆっくりと太陽が顔を出し、暖かな光が体を包んでくると、眠気も疲れも吹き飛び、これから始まる山頂アタックへの気持ちが高まります。

ご来光を見届けた後、半蔵坊で軽く朝食をとり、山頂への登頂開始。
すでに太陽が昇っているので、ヘッドライトは不要。空気が澄み渡り、視界も良好な中、標高差約1,200メートルの最後の難関に挑みます。

御殿場ルートは、山頂までの距離が長く、高度も大きく上がるため、ゆっくりとしたペースを維持することが重要です。
火山砂利の道が続き、足元が滑りやすいため、慎重に歩を進めていきます。
途中で振り返ると、雲海の上に広がる青空、遥か下に広がる大地が目に飛び込んできて、その景色が心を支えてくれるのです。

登頂した瞬間、目の前に現れるのは、火口を取り囲む巨大な火口壁と、遠くまで続く山並み。
空の青さと火口の黒のコントラストが印象的で、山頂からしか味わえないスケール感を全身で体感できます。

登頂の達成感を噛みしめながら少し休憩を取り、いよいよ下山。
御殿場ルート最大の目玉でもある「大砂走り」が待っています。

大砂走りは、火山砂利の急斜面を駆け下りることができるダイナミックな下山道。
ふかふかとした砂地が膝や足への負担を軽減してくれ、思い切って大股で走ることができます。
「これまでの登りの苦労が一気に吹き飛ぶくらい爽快」「まるで雲の上を跳ねるようだった」と、多くの登山者が語る大砂走りは、まさにこのルートの特権。

往路の疲れも忘れて、砂埃を上げながら豪快に駆け下りる時間は、登山の締めくくりとして最高の体験です。

夜明け前。幻想的な世界です。
ご来光(半蔵坊前テラスより)
朝日に照らされる富士山
山頂へ向け出発
宝永山方面を望む
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駿河湾の望む
迫力ある火口
登頂
お鉢巡り
大砂走りで下山
無事下山
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まとめ:御殿場ルートの魅力と注意点

御殿場ルートは、他の主要ルートに比べて登山者が少なく、静かな環境での登山が可能です。​そのため、自分自身と向き合いながら、自然と一体となる感覚を味わうことができます。​また、下山時の大砂走りは、他のルートでは味わえないダイナミックな体験で、多くの登山者から高い評価を受けています。​

しかし、スタート地点の標高が低いため、標高差が大きく、体力的には厳しいコースとなります。​十分な体力と持久力が求められるため、事前のトレーニングや準備が重要です。​また、山小屋の数が限られているため、宿泊の予約や計画も慎重に行う必要があります。​

ある登山者は、「御殿場ルートはタフなコースだったが、その分、達成感と感動が大きかった。大砂走りの爽快感は忘れられない」と語っています。このように、挑戦的なコースでありながら、他のルートでは味わえない魅力が詰まった御殿場ルート。富士山登頂を目指す方には、ぜひ一度チャレンジしていただきたいコースです。

御殿場ルートの最大の魅力は、
「静寂の中で自分と向き合える登山」と「ダイナミックな大砂走り」という両極の体験ができる点です。

人が少ない御殿場ルートは、まるでプライベート登山のような贅沢な時間が流れ、喧騒から離れた自然の美しさをじっくり堪能できます。登山道から見える広大な裾野や、遠くに続く緑の山々、夜明け前の冷たく澄んだ空気の中で迎えるご来光は、言葉にできない感動をもたらします。

そして、下山時に待っているのが名物の大砂走り。
往路の苦労をすべて忘れさせるほどの解放感と疾走感。
一歩踏み出すごとに膝まで沈み込む火山砂利の上を駆け下り、無心で走るその瞬間は、まさに非日常の世界です。
ある登山者は、「大砂走りでの下山は、まるで空を飛んでいるかのようだった」と語るほど、特別な体験になったと言います。

また、半蔵坊での宿泊も忘れられない思い出です。
新しい山小屋ならではの清潔感と、親切なスタッフが心を尽くして迎えてくれる温かさ。
夕暮れ時には、赤く染まる空と富士の影が幻想的に交差し、ここにしかない静寂の中で心が整っていくのを感じられるでしょう。

こうして、御殿場ルートは
「静けさ」「過酷さ」「美しさ」「爽快さ」
すべてが詰まった、バリエーション豊かな富士登山を体験できるルートです。

これから富士山登山を計画している方へ。
もし、人混みを避けて、自然の中でじっくりと自分の歩みを進めたいなら、ぜひ御殿場ルートを選んでみてください。
そして、心と体に刻まれる「大砂走り」のゴールまで、自分のペースでゆっくりと富士山を味わってください。

しっかりとした装備と計画、万全の体調で挑めば、
この夏、あなたの人生に残る最高の登山になるはずです。

富士山での挑戦が、あなたの新しい一歩になりますように。
安全第一で、素晴らしい登山を楽しんでください!

御殿場口新五合目駐車場 マップコード:50 875 836*00

・駐車台数:約400台

・トイレあり

・標高1440m

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